マーシャルはプレーの進行を管理する人
「ゴルフのハーフラウンドは2時間15分でプレーして下さい」とゴルフをしたかたなら、ゴルフ場でよくみかけると思います。
なぜなら、プレー時間が遅くなると後続の組に迷惑をかけ、それがクレームとなりマスター室に連絡をする方も出てきます。
冬場だと日没も早いためスムーズな進行ができないと、照明設備のないゴルフ場だとプレーが中止にもなりかねません。
そこで、そのような事がおきないようにゴルフ場ではプレーの進行が遅くなっている組がいないか?管理している人がいて、もしスロープレーの組がいるとカートで巡回し進行を早めるよう促しています。
スロープレーの目安としては前の組と1ホール以上あかないようにプレーしましょう。
嫌われることもあるコースマーシャル
コースマーシャルはプレーヤーに注意をすることで時には嫌われることもあります。
ゴルファーの中には
・こちらはお金を払っているんだから
・焦って打てばいいショットができない
・気持ちよくプレーさせろ!
と思っている方もおられ、どちらかというと年配の方に多く見られ実際の言動を聞いたりします。
ですが、このような考えはあらためないといけません。
ゴルフ場はそもそも会員が出資してプレーしている公の場所であり、他人に迷惑をかけるゴルファーであればプレーを拒否されることにもなりかねません。
プロの試合でもスロープレーが改善されない場合は罰打を与えられてしまいますので注意しましょう。
進行を手伝うコースマーシャル
コースマーシャルの方はプレーヤーに注意を促すだけが仕事ではありません。
中にはプレーの進行を早めるために、打った後のバンカーをならしたり、グリーン上でラインを教えてくれたり、カートの移動をしてくれたり、ボールを一緒にさがしてくれたり、クラブを片付けてくれたり・・・と進行を手伝ってくれます。
親切な方ですと次のホールも帯同してくれます。(よっぽど遅い組と思われているかもしれませんが)
セルフプレーの場合だと本当にキャディさんがついてくれているように感じます。
だからといって「キャディフィーを払っていないのにキャディしてもらえるなら、こっちのほうがいいな」なんて思わないでくださいね。
コースマーシャルがいるのはいいゴルフ場
全てのゴルフ場にコースマーシャルがいるとは限らず、コースマーシャルがいるゴルフ場はいいゴルフ場と言えます。
プレー全体の流れを把握し、その日プレーしているお客さん全員のことを思って、最終組迄スムーズな進行ができるよう考えてくれているわけですからね。
あまりよくないゴルフ場だと、プレーが渋滞しても見にもいかずほったらかし、「プレーの遅い組に注意して下さい」とお客さんに委ねるというところもあります。
人手が少なく手が回らないというのが現状かもしれませんが、残念です。